【アーケーディア(米国)10月31日=藤本真育】現地11月3、4日にサンタアニタパーク競馬場でアメリカ競馬の祭典ブリーダーズCが行われる。

BCターフ(G1、芝2400メートル、4日)に出走するディープインパクト産駒の英愛ダービー馬オーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)は順調に調整が進められている。

A・オブライエン師は「(米国への)初めての輸送も問題なく、今日の動きも良かった。今のところ、すべてが良好です。ストライドが大きい馬。サンタアニタの馬場は合います」と説明した。

同レースには、同じディープ産駒で、21年の日本ダービー馬シャフリヤール(牡5、藤原英)も出走。日英ダービー馬対決が注目される。「面白いね。手ごわい相手になる」と師も楽しみにしていた。

オブライエン師はこれまで、ディープ産駒のスノーフォールやサクソンウォリアー、ハーツクライ産駒のコンティニュアスなど日本血統でも多くの活躍馬を輩出してきた。「日本の血統は無視できないし、これから世界を席巻していくことになる」と言及した。