◆ミスカッレーラ(牝2、船橋・川島正) 船橋1500メートルのデビュー戦を2着に大差で圧勝。中1週で臨んだ2戦目も船橋1500メートルで快勝した。どちらも1分37秒台の好時計。2番手から抜け出した内容も上々で、能力の高さを見せつけた。その後に休養を挟んだのは予定通り。成長を促されてきたとなるとパフォーマンスもさらに上がりそうだ。川崎の急カーブも素質でこなすか。

◆アメリアハート(牝2、北海道・小野) これまで8戦2勝だが、2着2回、4着4回と大崩れがない。門別1200メートルのフルールCは中団の後ろからメンバー最速タイの上がりで4着に追い上げ、門別1600メートルのフローラルCは直線の短い内回りを克服して差し切り勝ち。距離もマイルぐらいが良さそうで、初の左回りや長距離輸送などを克服できれば条件的にも合いそうだ。

◆スピニングガール(牝2、大井・森下) 大井1200メートルでデビュー勝ち。2戦目も大井1200メートルを使われ、6馬身差で快勝した。2連勝で駒を進めたゴールドジュニアも大井1200メートル。0秒4差の3着に敗れたが、砂を嫌がるなど若さが出たもの。重賞でもまれた経験は糧になっただろう。今回は一気の距離延長に加えて初の左回り、初の2ターンと初ものずくめがどうか。

◆フォルトリアン(牝2、大井・市村) 2戦目に大井1200メートルで初勝利。5戦目に大井1400メートルで2勝目を挙げた。大井1600メートルでは2戦して2着2回だが、牡馬の強敵を相手にしたもの。距離に不安はなさそうだ。2走前の園田プリンセスCは初の遠征で力を出し切れなかったという5着。今回は事前に川崎に馬場見せに行く予定とのことで、それが功を奏すれば侮れない。

※注目馬は11月3日現在