混戦模様の日曜東京メイン、アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル、5日)で5歳馬のグランオフィシエ(牡5、久保田)が重賞初制覇を狙っている。

条件戦から着実に力をつけ、今年1月にキャリア14戦目でオープン入り。重賞初挑戦の金鯱賞は11着も続くメトロポリタンSで、今回人気を集めるゼッフィーロを3着に下してリステッド初勝利を決めた。ここ2走は2000メートルの重賞で2桁着順も、久保田師は「以前は掛かるくらいだったけど、5歳にしてずぶさがでてきた。前走も悪くなかったけど少し距離不足の印象。今回の舞台は合いそう」と巻き返しに期待する。

金曜朝は坂路を1本上り、Eコース(ダートを1周)。師は「いい雰囲気で来ていますよ。僅差の勝ち方で派手さはないけど、ハンドリングはいいしうまく立ち回ってほしい。だんだんと力をつけてるし、そろそろ重賞を勝ちたいね」と力を込めた。