【アーケーディア(米国)3日=藤本真育】サンタアニタパーク競馬場で行われるBCターフスプリント(G1、芝1000メートル、日本時間5日午前8時25分発走=国内馬券発売なし)に出走するジャスパークローネ(牡4、森秀)はレース前日、午前6時半頃に同競馬場のダートコースに入り、最終調整を行った。

今年3月からコンスタントに使われているが、前向きさがあり、気配は変わらず良好だ。

高野助手は「使ってきていますが、いい意味で平行線です。タフな馬で、輸送で減った体もすぐ戻りましたし、いつも通りの感じです。1000メートル、小回りは問題ないですし、スピードがあるので、うまく先手を取って運べれば」と期待を込めた。

初の海外遠征、2度目のG1挑戦で戴冠となるか。CBC賞、北九州記念を逃げ切った持ち前の速力で世界に挑む。