京都競馬場では11月4日から同26日までの土日に、ステーションサイド3階展示コーナーにおいて「Au Passage(オ・パサージュ) 4人の個展-競馬場のパサージュにて-」を開催する。

京都競馬場グランドオープンと京都市立芸術大学移転を記念して、京都ゆかりの4人の芸術家が、それぞれ「馬」をテーマにした作品を発表。銅版画家・山本容子氏、現代美術家・森村泰昌氏、日本画家・西野陽一氏、陶芸家・八木明氏らがジャンルを超えた、「馬」をテーマに独創的な作品を送り出した。

森村氏は「山本さんから声をかけていただいて、競馬場で展覧会というのは前代未聞の機会で興味があった。不思議な街に入り込んだ感じが感じられると思う。そこを楽しんでほしい」と話す。

ポールが新たに設置されたり、照明が暗くなっていたりと、展示会場にも芸術家のこだわりが詰まっている。競馬場であることを忘れさせるような、シックな雰囲気に取り込まれる。レース観戦とともに、こちらも楽しんでいただきたい。