フランスから遠征したジュンコ(セン4、A・ファーブル、父アンテロ)がG1初制覇を果たした。鞍上はB・ムルザバエフで勝ちタイムは2分47秒06。

4頭立てで、スタート直後は各馬がハナを譲り合う超スローペース。押し出されるようにハナに立ったジュンコが最後の直線は他馬を突き放し、2着アシステントに3馬身差をつけてゴールした。ジャパンC(G1、芝2400メートル、東京)に予備登録を行っている地元ドイツ調教馬のインディア(牝5、H・ヒクスト)は3着に敗れた。

ジュンコはデビューから3連勝で、昨年フランスのG3ノアイユ賞を制覇。今年3月のドバイターフはG1初挑戦で6着に入り、その後はイスパーン賞6着、サンクルー大賞3着とG1で善戦。8月にG3ルー賞で重賞2勝目を挙げ、G3コンセイユドゥパリ賞3着から挑んだ今回、待望のG1初制覇となった。