田辺裕信騎手騎乗の3番人気ホウオウエミーズ(牝6、池上)が挑戦11度目で待望のJRA重賞タイトルを手にした。開業9年目の池上昌和調教師(49)も、のべ49頭目の出走でJRA重賞を初制覇した。

道中は後方待機。勝負どころの3コーナーすぎから外を回って進出し、直線で外に進路を取った。12番人気ダンディズムとの激しい追い比べとなり、鼻差退けた。勝ち時計は2分0秒9。

約4年ぶりにコンビを組んだ田辺騎手「レース使うごとに力をつけていたみたいで、重賞を勝つ馬になるとは。メンバー的にも流れそうな感じだと思ったんですけど、直線が短いというのも意識しながら進出しました。割と抜け出す形としては早かったかもしれないですけど、手応えはまだ待ちながらだったので。もうひと脚使えたし、着差はわずかでしたけど、こっちもまだ手応えあるなという感じで、しのいでくれました」と振り返った。

2着にダンディズム、3着に4番人気カレンルシェルブルが入った。

馬連(6)(7)6330円、馬単(6)(7)1万360円、3連複(2)(6)(7)1万5600円、3連単(6)(7)(2)8万4550円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)