地方競馬全国協会は15日、24年のダートグレード競走について「日本グレード格付管理委員会」において格付けが承認され、日程などが決定したと発表した。

地方競馬開催の23年からの主な変更点の大半は昨年11月に発表された「全日本的なダート競走の体系整備」によるもの。ジャパンダートダービーがジャパンダートクラシックに改称、10月に移動したことに伴い、そのトライアルとして不来方賞がJpn2に格付けされ、9月3日に盛岡ダート2000メートルで行われる。

またTCK女王盃が兵庫女王盃に改称、4月4日に園田1870メートルで行われるほか、兵庫CSが1400メートル、クイーン賞が4歳以上牝馬、名古屋グランプリが4歳以上、さきたま杯が3歳以上、北海道スプリントCが3歳、マリーンCが3歳牝馬の1800メートル、名古屋大賞典が3歳以上に変更。ブルーバードCがJpn3、雲取賞がJpn3、京浜盃がJpn2、羽田盃がJpn1、東京ダービーがJpn1、さきたま杯がJpn1に予定通り格付けされた。

JBCは2歳優駿以外の3競走の施行場が大井から佐賀に替わり、スプリントが1400メートル、レディスクラシックが1860メートルに距離が変更されている。