多くの有力種牡馬を繋養(けいよう)する社台スタリオンステーションが21日、24年度の種付け料を発表した。

最高額はキタサンブラック(牡11)の2000万円。今年の1000万円から倍増し、20年ロードカナロア(牡15)以来(今年は1200万円)となる2000万円の大台に乗せた。

また、スワーヴリチャード(牡9)は今年の200万円から1300万円増、昨年比7・5倍となる1500万円に設定された。同馬の産駒は現2歳世代が初年度産駒。先週終了時点の2歳戦で21勝を挙げ、種牡馬別成績ではエピファネイア(牡13)産駒の27勝、キズナ(牡13)産駒の22勝に次ぐ3位につけている。

その他に1500万円となる馬はエピファネイア、コントレイル(牡6)。

また、先週のマイルCSを勝ったナミュール(牝4、高野)を送り出したハービンジャー(牡17)はプライベートとなった。