今週の日曜中京メインは、秋のダート王を決めるチャンピオンズC(G1、ダート1800メートル、12月3日)が行われる。

前走JBCクラシック5着からの巻き返しを狙うウィルソンテソーロ(牡4)を管理する小手川準(ひとし)調教師(52)が共同会見に出席。原騎手とのコンビでのG1初制覇に向け、意気込みを口にした。一問一答は以下の通り。

-坂路での最終追い切りを終えて

小手川師 ルーティン通りというか、1週前にチップで併せ馬を気持ちよくして、先週末は(原)優介が競馬に行く前にわざわざ乗ってくれて、しまいの反応を確かめてくれてちょっと磨き上げてというイメージ。今日は輸送もあるので調整程度でいいのかなと思っていました。

-追い切り後の雰囲気は

小手川師 もう本当に賢い馬で自分が何をやるべきか分かっている馬なので、今日は馬も納得してあがってきてくれたのかなと思います。

-前走を振り返って

小手川師 敗因はいろいろとあると思いますが、大井の砂が新しく入れ替わってその辺の分析がちょっと足りなかったのかなというところが厩舎としても反省材料。対応しきれなかったところがあったのかなと思います。あとは超一線級と戦うのは初めてだったので、その辺はウィルソンテソーロにとってもいい経験になったのかなと思います。よく頑張ってくれたと思います。

-得た手応えは

小手川師 レースからあがってきて、洗い場の馬を見たら自分より速い馬がいるんだってちょっとショックを受けていたような感じでしたけど、翌日にはリベンジしてやるという表情になっていたので、馬にとってもいい経験になったのかなと思います。

-今回の中間は

小手川師 自分の厩舎に転厩してきてからは1回競馬を使ったら短期放牧に出して、という形でやっていましたけど、今回は在厩で調整させていただきました。本当に賢い馬なのでレースが終わった後はオフになって、在厩でも全く問題なく立ち上げられたのかなと思います。

-原騎手とともにG1へ挑戦する

小手川師 優介は小桧山厩舎の弟弟子にあたるので、そういう優介とG1でチャンスのある馬でチャレンジできることは本当に光栄なことなので、こういうチャンスをくださった了徳寺オーナーにはすごく感謝しています。

-原騎手も昨年の阪神JFでG1初騎乗(5着)。今年もキャリアハイの成績

小手川師 よくふざけて、よその厩舎でうまく乗るねといつも言っているんですけど(笑い)。難しいことは考えずに普段の平場と同じでシンプルに勝ちを狙っていこうと話しているので、うまく乗ってやろうとはしないで本当にシンプルに1等賞を目指すという騎乗でいいのかなと思います。

-自身のG1への思いは

小手川師 厩舎の年始の目標に春秋それぞれのシーズンで1回はG1に使おうということは掲げていたので、春はヒュミドールで天皇賞・春に挑戦させていただいて、今回はこうやってチャンピオンズCに挑戦できるので、そこへ向けて厩舎も盛り上がっている感じだったので、厩舎一丸となって本当にチャレンジできるのかなと思います。

-レースでのポイントは

小手川師 本当にチャンピオンズCという名にふさわしいメンバーなので、その中でもチャレンジャー精神を持っていきますけど、あの馬は本当にどういう競馬でもできる操縦性が武器なので、どういう流れになっても対応できる。調教でも優介はずっと乗っているので、そのあたりは本当に心強いと思っているので、思い切って乗ってくれるのかなとは思います。コミュニケーションだけだったら負けないのかなと思っています。

-ファンへメッセージを

小手川師 本当にダートナンバーワンを決めるにふさわしいレースなので、ウィルソンテソーロもこのメンバーと走れることを光栄に思っているので、ファンにもドキドキさせるよう熱いレースを見せたいなと思います。あと数日間ですけど、きっちりと仕上げてレースに向かいたいと思います。

-ドキドキさせるレースとは

小手川師 優介が外から飛んできたりしたらけっこうそういうのもあるかもしれないし…、自分がドキドキしたいだけですけど(笑い)。