3番人気の3歳馬ライオットガール(中村)が直線差し切り、8月のレパードSに続く重賞2勝目を挙げた。

直線で1番人気テリオスベルと2番人気パライバトルマリンが競り合う中、その外から末脚を伸ばして一気に抜き去った。3歳馬の優勝は15年のディアマイダーリン以来8年ぶり。勝ち時計は1分51秒1。

2馬身半差の2着にテリオスベル、3着にパライバトルマリンが入った。

 

鞍上の岩田望来騎手は「いつも通り雰囲気よく落ち着いていたので、この冷静な状態なら馬の力を発揮してくれるんじゃないかなと思っていました。道中の手応えは終始良く直線を迎えましたし、前2頭でやり合ってくれた分、最後ひと伸びすることができました」と振り返った。

なおダートグレード競走の整備で、牝馬限定重賞のクイーン賞は約2カ月半後の来年2月7日に開催される。出走条件は4歳上となり、3歳馬の参戦は今年が最後。ライオットガールが3歳馬として“有終の美”を飾った。

また5着以内の地方所属馬サルサレイア(4着)、サブルドール(5着)に来年2月の同じクイーン賞の優先出走権が与えられた。

 

馬連(1)(11)330円、馬単(1)(11)660円、3連複(1)(3)(11)190円、3連単(1)(11)(3)1230円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)