昨晩はハッピーバレー競馬場にて、「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・シリーズ」を取材しました。日本にはない派手な照明に花火の演出、場内にはクラブミュージックが流れ、自然と高揚感が増してきます。競馬が大好きな皆さんにはぜひ1度、訪れてもらいたいですね。

日本を代表して出場した川田将雅騎手は、レース後インタビューに応じ「(オープニングセレモニーでは)エンディングというくらいの花火ととても華やかな雰囲気でナイターがより映えていました」と、いつもと違う競馬場の雰囲気を楽しまれていた様子でした。パドックをじっくり観察して買った馬券の調子もまずまず良かったので、いい流れで週末の日本、香港の予想に取りかかれそうです。

7日は今をときめく田中博康厩舎の2頭、レーベンスティールとローシャムパークの調教を楽しみにしていました。先週、香港国際競走に向け師にインタビューし、2頭への期待感や思いがひしひしと伝わってきました。「レモンポップを含め、3頭とも種牡馬になる器だと思っています」との言葉はすごく印象に残っています。もちろんG1級との評価。海外G1制覇で箔(はく)を付けてほしいところですね。

ローシャムパークはやる気十分という動き。レーベンスティールはAWで軽めの調整にとどめましたが、地面をうまく捉えられていてリズム良くきれいなフォームで走れていたように思います。写真は今朝のお気に入りの1枚。精悍(せいかん)なレーベンスティールの顔つきがたまりません。

枠順発表も終わっていよいよレースが近づいてきました。今年はしっかり予想で結果も出したいと思います。【井上力心】