天皇賞・秋から年末まで藤浪晋太郎投手(29)がG1予想に“特別登板”する「FUJIの100“馬”イル勝負」の第7戦は、2歳マイル王決定戦「第75回朝日杯FS」(芝1600メートル)。きょう17日、阪神競馬場で発走する。今週も難解な一戦だが、デイリー杯2歳Sを制したジャンタルマンタル(牡2、高野)が◎。馬連3点で勝負する。

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今週、初めて栗東トレセンにお邪魔させてもらいました! 調教を見たり、厩舎へ行ったり、多くの関係者に話を聞かせていただいたり、貴重な経験をさせていただきました。朝日杯FSの本命は栗東に行って決めようと思っていたのに、いろんな話を聞いて余計に迷ってしまった藤浪です(笑い)。2歳戦ということもあって、みんなが「いい」と言うものですから…。先週の阪神JFも◎サフィラは思ったほど伸びず。やっぱり2歳戦は難しいですね。

阪神で行われた過去9年を振り返ると、3着がややヒモ荒れの印象ですが、人気馬がわりと実力通りにきています。人気はしますが、◎はジャンタルマンタルにしました。デイリー杯2歳S組はこのレースと好相性ですし、中でも同1着馬は【1・2・1・3】で複勝率は57・1%です。川田騎手、高野師ともに阪神芝1600メートルは抜群の相性。2歳ですし、まだ未知の面もありますが、レースセンスも良くて軸馬向きだと思います。

対抗はダノンマッキンリー。ポテンシャルの高い馬ですが、折り合いが鍵ですね。素質とルメール騎手の手腕に期待です。▲は距離短縮が魅力のエコロヴァルツ。1枠は過去9年で4勝と、内枠に入ったのも良さそうです。☆はこちらも折り合いが鍵ですが、シュトラウスにしました。

馬券は上位人気4頭になってしまいますが、馬連で◎から○▲☆への3点に流します。この秋のG1戦線は外しまくっているので、そろそろ当てたいところです(笑い)。(MLB投手)