土曜阪神のメイン、阪神C(G2、芝1400メートル、23日)の最終追い切りが20日、東西トレセンで行われ、スプリンターズS覇者ママコチャ(牝4、池江)は、坂路で軽快な動きを見せた。

ゴール前に軽く仕掛けられて4ハロン52秒5-12秒2でフィニッシュ。「いい動きでしたね。寒い時期でちょっと絞りにくかったけど、何とか態勢は整いました」と池江師は仕上がりに合格点をつけた。

1400メートルでは5戦して3勝、3着1回。3走前の安土Sでは自己最速の上がり時計(33秒0)をマークしている。池江師も「2戦連続で1200メートルで押っつけたのでその分、ハミがかりは良くなるかもしれませんが」と前置きしたうえで「1400メートルならためてはじける競馬ができます」と距離延長はプラスに出るとみている。