今年の有馬は、そらアレるよ! プロ野球・阪神タイガースを18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督(66)が「第68回有馬記念」(G1、芝2500メートル、24日=中山)を予想した。

昨年はスポーツ紙上で披露した予想と買い目を貫き、馬単&3連単を的中。再現へ、「6番までにスルーセブンが入ったら断トツで買っとった」と切り出し「まあ、でもスルーセブンからいくで」ときっぱり。外枠となった(15)スルーセブンシーズを本命に決めた。

「新聞で調教がええって書いとったから」と情報収集済み。昨年は外枠を予想の軸から外し的中に導いたが、今年は違う。「牝馬、最近強いもんな」と根拠がある。ファン投票で19位だったことについても「下村が背番号19やったからな、なんとなくな、お~ん」。ドラフト1位の青学大・下村海翔投手(21=九州国際大付)の背番号19に重ね合わせ、期待を込めた。

対抗には3歳の(11)ハーパー、4歳の(14)プラダリアの2頭を指名。「みんな外になった」としながらも「イクイノックス引退したから。世代交代で今度新しいの来ると思うよ」。今季村上頌樹投手(25)らが飛躍した阪神のように若い力にかける。

さらに「スルーセブンいくならスターズオンも。一緒にいく思う」と、大外の(16)スターズオンアースも外せない。「5番いくわ、もう。おん」と武豊騎手騎乗の(5)ドウデュースも指名。「あといくなら1番」と最内(1)ソールオリエンスも加えた。(15)から3連単軸1頭マルチで、相手は(11)(14)(1)(5)(16)の60点。これに、(15)から馬単折り返しの10点を推奨した。

「今回は何来ても高配やろ。荒れるよな」。アレ(=優勝)を成し遂げた日本一監督が、荒れ模様の有馬で今年も大当たりを出す。