加藤祥太騎手騎乗の2番人気パドマ（牝、杉山晴、父ドレフォン）が逃げ切って初陣を飾った。好発から出して行きハナを取り切る。直線で後続の追い上げがあるも、半ばでさらに突き放し2馬身半差でゴールした。勝ち時計1分13秒1。

加藤騎手は今年のJRA初勝利。「調教にまたがっていて、スピード、ポテンシャルがあるのは分かっていました。最後までばてずに走ってくれました。使って良くなる馬だと思います。いい馬を回してもらって、先生にはお世話になっているし、乗せていただいたオーナーにも感謝したいです」と振り返った。

杉山晴紀師は「内枠を引いたし、ダートの1200メートルで行こうと思っていたので、ゲート練習をしっかりやっていました。外から同じ脚を使って先行する馬もいましたが、騎手が根気良くハナを取り切ってくれたのが大きいですね。（適性は）ダートの短距離だと思います。気性的にも新馬向きでした」と話した。