武豊騎手(54)が22年ダービー馬ドウデュース(牡4、友道)をG1・3勝目に導き、人馬とも完全復活した。鞍上は10月29日天皇賞・秋のレース前に右太もも筋挫傷を負い今月16日に実戦復帰したばかり。直線鋭く伸び、スターズオンアースを半馬身差競り落とした。勝ち時計は2分30秒9。

<有馬記念アラカルト>

☆友道師 有馬記念は、のべ18頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は17、18年シュヴァルグラン、19年ワールドプレミアの3着。JRA・G1は22年チャンピオンズCのジュンライトボルト以来、通算18勝目。

☆武豊騎手 17年キタサンブラック以来4勝目。有馬記念4勝は池添騎手に並ぶ最多タイ。JRA・G1は今年の大阪杯ジャックドール以来2勝目、通算81勝目。

☆ハーツクライ産駒 19年リスグラシュー以来、通算2勝目。JRA・G1は22年ダービー以来、通算15勝目。

☆馬主(株)キーファーズ 所有馬初出走で初勝利。JRA・G1は通算3勝目。

☆生産者ノーザンファーム 18年ブラストワンピースから6年連続通算9勝目。JRA・G1は今年16勝目、通算201勝目。

☆関西馬 20年クロノジェネシス以来の勝利。通算成績は関西馬31勝、関東馬37勝。今年を含む直近10年は関東馬6勝、関西馬4勝。

☆牡馬 21年エフフォーリアから3年連続の勝利で、通算61勝目。

☆馬番(5)72年イシノヒカル以来51年ぶり、通算3勝目。馬番別の最多勝は馬番(3)の10勝。

☆4歳馬 20年クロノジェネシス以来通算27勝目。

☆単勝2番人気 19年リスグラシュー以来、通算12勝目。

☆ファン投票7位 ドウデュースはファン投票7位。同順位の勝利は75年イシノアラシ以来、48年ぶり通算2勝目。

☆ダービー馬の勝利 13年オルフェーヴル以来10年ぶり、通算11勝目。