木曜中山メインは今年最後のJRA・G1、2歳中距離王を決めるホープフルS(芝2000メートル、28日)が行われる。

成長を続けるシリウスコルト(牡、宗像)が中山芝2000メートルの同舞台、前走芙蓉Sを制した勢いでG1タイトル獲得を狙う。7月の新馬戦が448キロ。その後は新潟2歳S(5着)458キロ、芙蓉S466キロと馬体を増やした。宗像師は「成長分です。もともと体高はあったんだけど、体が薄かったんですよね。それがどんどんと身に合ってきました」とうなずく。猛暑の今夏は、ばてずに調整を続けられた。精神面のタフさが体に表れている。

血統に逆らう力がある。父マクフィは現役時代、フランスのマイルG1ジャックルマロワ賞を勝った。JRAでの産駒重賞2勝はオールアットワンスの21、23年のアイビスSD。スピードにたけた血筋だ。それを加味し、デビュー戦は芝1200メートルを勝ち上がった。師は「長いところがいいんじゃないか、とジョッキーの進言があったんです。実際に距離を延ばしたらパフォーマンスを上げてくれて、幅が広がりました」と言う。G1挑戦。今度はクラスの壁に逆らう時だ。