今年最後のJRA・G1ホープフルS(芝2000メートル、28日=中山)の枠順が26日に確定した。

藤田菜七子騎手(26=根本)がアンモシエラ(牝、松永幹)に、今村聖奈騎手(20=寺島)が自厩舎のホルトバージ(牡)に騎乗することが決定。JRA・G1で史上初めて、JRA女性騎手が複数同時参戦することになった。

今年はジャパンCに続く2度目、キャリア4度目のG1参戦になる藤田騎手は「こうしてG1に乗れるチャンスをいただいた。本当にありがたいことですし、いい結果を出せるように頑張りたい」と真っすぐな視線で言葉を口にした。

昨年のホープフルS以来1年ぶり2度目のG1に挑む今村騎手は「また乗せてもらえるのはすごく光栄に思います。長くいい脚をジワーッと使ってくれるのが武器だと思うので、それを生かすレースができたら」と意気込みを口にした。