28日で23年中央競馬の全日程が終了した。JRAリーディングジョッキーは165勝(重賞18勝)を挙げたクリストフ・ルメール騎手(44)が2年ぶり6度目の栄冠に返り咲き、最多賞金獲得騎手との2冠となった。最高勝率騎手は川田騎手。

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ホープフルSで今年のJRA・G1・7勝目を挙げ、大活躍の1年を締めくくったルメール騎手は「春からリズムが良かったので、リーディングも意識していました。みんなのおかげでいい馬に乗ることができたので感謝したいです。リーディングは僕にとって大事です」と喜びを語った。

昨年は同タイトルを川田騎手に譲り、今年も名手2人で終盤までデッドヒートを繰り広げた。「川田さんとはリスペクトし合いながら、いい競馬ができました。1月からはまたゼロからになりますので、また頑張りたいと思っています」と互いの健闘もたたえた。

今年は世界最強馬イクイノックスとのコンビなどで競馬界を沸かせた。「僕にとってすごくいい1年でした。皆さんの応援もすごかったです。また来年も頑張りたいので、皆さん競馬を楽しんで、僕を応援して下さい」と感謝を伝えた。