年始の日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、1月6日)で素質馬エピファニー(牡5、宮田)が重賞初制覇を狙う。

未勝利から4連勝でオープン入りし、重賞初挑戦だった昨年初戦のAJCCは2番人気でまさかの11着。2度目の重賞挑戦だった前走チャレンジCは4着に入り、今回が3度目の挑戦になる。宮田師は「28日は時計的には自己ベスト(美浦ウッド5ハロン64秒3)が出ましたし、順調にきていると思います。短期放牧を挟んで、しっかり調教をやれている」と話す。

同厩舎は今年、同じく2冠牝馬ミッキークイーンをおばに持つ血統のブレイディヴェーグ(エピファニーとは母同士が全姉妹)がエリザベス女王杯を制覇。厩舎に初のG1タイトルをもたらした。「前走は阪神開幕週の競馬で馬場傾向は前、内が有利なところを外から脚を使ってくれて、重賞でやれたのは自信になりました。枠順や流れも大事になりますが、いい競馬ができれば」と期待を寄せた。【木南友輔】