8日の京都メインはクラシックの登竜門、日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル)が行われる。

未勝利を勝ち上がったエコロブルーム(牡、加藤征)は、抽選クリアなら重賞初挑戦になる。現時点で1勝馬は登録20頭中、抽選で17頭が出走可能。前走は3番手から楽に抜け出して2着に4馬身差圧勝と高い能力を秘める。

2日は美浦坂路をきびきびと駆け上がった。昨年末の1週前追い切りは美浦ウッドで5ハロン66秒0-11秒4(いっぱい)とラストは速い時計をマークしていたが、その反動は見られない。

加藤征弘師は「至って順調ですよ。先週しっかりやったが余力があった。最初に来た頃から動きがいい馬ですし、期待しています」とうなずいた。