月曜京都の日刊スポーツ賞シンザン記念(G3、芝1600メートル、8日)で重賞初Vを目指すバレルターン(牡3、茶木)が3日、坂路でパワフルな動きを見せた。西村淳騎手が騎乗して他馬の後ろで我慢し、途中で横に持ち出されると力強く伸びた。時計は4ハロン53秒2-12秒7だった。茶木師は「やりすぎないように気をつけたが、思った稽古はできた」と満足げ。昨年10月の前走・京都未勝利戦は中団から早めに抜け出して快勝した。「当時から背が伸びて大きく見えるようになった」と、進化している。重賞でも好勝負できる好素材だ。