津村騎手騎乗の5番人気フェデラルスタイルが鼻差しのいで新馬勝ちを飾った。388キロと小柄だが、勝負根性は抜群。先団で構えて直線外から抜け出し、さらに外から追い上げた他馬に競り勝った。勝ち時計は1分13秒5。

津村騎手は「小さい馬ですが競馬のセンスがいいですね。返し馬で砂をかぶせても大丈夫だった。小さいので、内々を回って距離ロスをしないようにした。4角で手応えがあって直線で外に出したらいい伸びだった。最後はさすがに苦しそうでしたが、これから力をつけていけば。走りは真面目な馬です」と振り返った。

鈴木伸師は2Rに続く勝利で、早くも今年2勝目。同馬の母コロニアルスタイルも現役時代は同厩舎で過ごし3勝を挙げている。厩舎ゆかりの血統での勝利に鈴木伸師は「お母さんが真面目な馬でした。この馬もよく似ている。一生懸命走るね。390キロくらいの馬だし、ほぼ仕上がっていた。お母さんもそうだったけど、ダートの短い距離に適性があると思う」と話した。