東京競馬記者クラブ賞の授賞式が8日、中山競馬場のウイナーズサークルで行われた。

受賞したイクイノックス関係者一同を代表して、現役時に同馬を管理した木村哲也師(51)が表彰台に上がった。木村師は賞状と記念盾の目録を受け取ると、詰めかけたファンにも深々と頭を下げた。同馬は昨年、G1を4戦4勝。同馬の関係者はメディアを通じて広く情報発信を行い、年間を通じて圧倒的なパフォーマンスを発揮させた取り組みが高く評価されていた。

木村師は受賞が発表された昨年12月28日に「関係者一同を代表いたしまして、このような名誉ある賞をいただき、大変うれしく誇りに思っております。メディアの方々からいただけるということは、その先にいるファンの皆さまからいただけたと解釈しています。イクイノックスを応援していただき感謝するとともに、これからもスタッフ一同管理馬を育てることに尽力してファンの皆様方に恩返しをしたいと思います」とコメントを出している。