寒風が吹く12日金曜の朝、キャプテンドレイク(牡7、今野)は栗東坂路を軽く駆け上がり、調整を終えた。

今野師はこの寒さがプラスだという。「もともと寒い時期が得意な馬だけど、今すごく状態がいい。晩成型で、昨年や一昨年の冬よりもいいぐらい」と体調を絶賛。5歳時に3連勝した時も冬場だった。

追い込み脚質で展開に左右される面があり、前走のタンザナイトSも大外を回る厳しい展開。メンバー最速の上がりを発揮しながらも7着だった。だが、今の京都はよく差しが決まる。「うまくさばけば」チャンスは十分だ。