ベテラン横山典弘騎手が騎乗した5番人気ダノンデサイル(牡、安田翔、父エピファネイア)が、2度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした。

好位につけ、4コーナー手前で先行馬を射程に捉えると、直線では外から鋭く伸びて差し切った。勝ち時計は2分0秒5。

横山典騎手は55歳10カ月23日でのJRA重賞勝ち。昨年9月の紫苑S(モリアーナ)で自身が記録した55歳6カ月18日のJRA最年長重賞勝利記録をさらに更新した。

鞍上は「本当にオーナーサイドが僕と調教師を自由にやらせてもらえるので、すごい馬はそれに応えて、のびのびと良くなっていますね。今日はいいポジションでリラックスして走れたので、不利のないようにいいところでスパートして、いい感じで馬のリズムで伸びていけたので良かったですね」と振り返った。

2番人気のアーバンシックが2着に追い込み、3着には10番人気コスモブッドレアが2番手から粘り込んだ。

馬連(6)(14)1670円、馬単(14)(6)4450円、3連複(6)(10)(14)1万5150円、3連単(14)(6)(10)8万8610円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)