サウジC(G1、ダート1800メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)を主催するサウジアラビアジョッキークラブは10日、サウジカップデー各競走の出走予定馬を発表した。

メインのサウジCはフルゲート14頭で、日本調教馬5頭と米国調教馬5頭が激突する。日本からはレモンポップ、ウシュバテソーロ、デルマソトガケ、クラウンプライド、メイショウハリオが参戦。米国からはBCクラシック覇者ホワイトアバリオ、ペガサスワールドC覇者ナショナルトレジャー、サウジクラウン、セニョールバスカドール、ホイストザゴールドの5頭が参戦する。昨秋にサンタアニタで行われたBCクラシックの出走馬5頭が再戦することになった。

欧州からはただ1頭、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎からルクセンブルクの参戦が決まった。一昨年の愛チャンピオンSなどG1・3勝を挙げる芝中距離の実力馬で昨年暮れの香港カップ2着からの臨戦。今回が初ダートになる。

他3頭は地元サウジアラビア調教馬で、米国のボブ・バファート厩舎から転厩した昨年のハリウッドゴールドC覇者デファンデッド、現地の前哨戦「二聖モスクの守護者杯(国王杯)」を制したパワーインナンバーズ、キングファイサルC覇者カーメルロードが出走予定。補欠馬として、UAEのアイソレートと地元のスコットランドヤードの2頭が名前を連ねている。