ウシュバテソーロ(牡7、高木)が惜しくも2着に敗れた。道中は最後方から。直線で自慢の末脚を発揮し、逃げたサウジクラウンを捉えて先頭に躍り出た。昨年のドバイWCに続く海外G1・2勝目は目前だったが、さらに外から脚を伸ばした米国のセニョールバスカドールにわずかにかわされた。

悔しい敗戦となったが、高木師は「いい競馬をしてくれた。(直線で先頭に立って)行ったかなって感じもありましたが…。千八でも頑張ってくれたし良かったと思います」と前向きに話した。連覇を狙うドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、3月30日=メイダン)に向け、態勢を整えていく。

他の日本勢はデルマソトガケが5着、クラウンプライドが9着。昨年のJRA最優秀ダートホース・レモンポップは控える競馬で臨んだが、直線で後退し12着に敗れた。また、BCクラシック優勝馬の米国馬ホワイトアバリオは10着に沈んでいる。

馬連(12)(13)2470円、馬単(12)(13)6180円、3連複(11)(12)(13)2万50円、3連単(12)(13)(11)13万4400円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)