世界の強豪が集うドバイワールドCデーが30日、メイダン競馬場で行われる。

メインのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)ではウシュバテソーロ(牡7、高木)が史上2頭目の連覇を目指す。昨年は後方待機から豪快な差し切り勝ち。オールウエザーで開催された11年にヴィクトワールピサが制しているが、ダート開催では日本馬初の快挙を成し遂げた。

BCクラシック4着、東京大賞典連覇などを挟み、今年は前走サウジCで始動。持ち前の末脚を伸ばしたが、ゴール前で米国のセニョールバスカドールにわずかに差された。その後はドバイへ転戦。現地で調整を進めている。

高木師は「前走後はダメージがあって少し中間で楽をさせました。今は問題なくメイントラックを中心に問題なく乗れています。前走は馬場やワンターンの千八がどうかと思いましたが、あそこまでいけば勝ちたかったですね。悔しいですがいいレースでした。今年もこの馬のレースをするだけです」と力を込めた。