世界の強豪が集うドバイワールドCデーが30日、メイダン競馬場で行われる。昨年イクイノックスが制したドバイシーマC(G1、芝2410メートル)では22年の2冠牝馬スターズオンアース(牝5、高柳瑞)が今年初戦を初の海外遠征で迎える。

デビューから全12戦で3着内の超堅実派。昨年はG1を4走し2、3着をそれぞれ2回ずつと大舞台でも安定感が光った。2走前のジャパンCでは引退レースを飾ったイクイノックス、リバティアイランドに次ぐ3着。前走有馬記念ではドバイターフに参戦するドウデュースに半馬身差の2着と食らい付いた。

今回は3冠牝馬リバティアイランドをはじめ、ディープインパクト産駒のオーギュストロダン、英国のエミリーアップジョンなど各地から強豪牝馬が集った。高柳瑞師は「一流どころとトップレベルの競馬ができているので、オーナーサイドと相談してこのレースを選びました。2歳の頃と比べると体が大きくなって、メンタル面もしっかりとしてきました。順調に来ていますし、平常心で臨みたいです」と期待を込めた。