成長した姿を国内G1で見せる。大阪杯(G1、芝2000メートル、31日=阪神)の最終追い切りが27日、東西トレセンで行われた。昨年末の香港C8着から帰国初戦となるローシャムパーク(牡5、田中博)は今回が国内G1初参戦。昨年3月以来のコンビ結成となる戸崎圭太騎手(43)は先週20日の1週前追い切りに騎乗。共同会見に出席し、レースへの展望を語った。同馬はこの日、美浦ウッドにて6ハロン80秒6-11秒2を計時して僚馬ターコイズフリンジ(3歳1勝クラス)に1馬身先着した。

戸崎騎手の一問一答は以下の通り。

-20日に美浦ウッドで1週前追い切りに騎乗した

戸崎騎手 追い切りに騎乗した中ではいい状態ではないかと感じました。

-1年ぶりの騎乗

戸崎騎手 レースで騎乗しただけでしたが、そのレースの中で、もう少し重心が起きてくれればいいなと思っていました。今回の追い切りでそのあたりが改善されていて、重心も起きてバランスが良くなったことに成長を感じました。

-騎乗後にも3連勝をするなど、力をつけた

戸崎騎手 乗せていただいて勝たせてもらったときがすごく強い内容だったので、走る馬だなというのは感じていました。その中で少しずつ力をつけて、そういう結果になったのだと思います。

-ローシャムパークの魅力は

戸崎騎手 全体的にレベルが高いといいますか、力もありますし、走りのフットワークもいいです。その中で強さもあるのかなと思います。

-今回が初阪神。内回り2000メートルが舞台となる

戸崎騎手 今までも似た条件で走って勝っているので問題ないと思っています。

-レースでの位置取りに関して

戸崎騎手 枠順によると思いますが、前走の香港でゲートの中の状態に不安があったようなので、スタートだけは気を付けていきたいと思います。

-希望の枠は

戸崎騎手 どうですかね…。理想は真ん中めですかね。

-タフな馬場が見込まれる

戸崎騎手 パワーも兼ね備えている感じもしているので、クリアしてくれるのではと思っています。