お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(31)が31日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、前日に予想を公開した大阪杯を振り返った。

「どうも、生涯収支マイナス3億円君です」と、だみ声を混ぜながら恒例のあいさつで登場した。「昨日の動画でですね、今日の大阪杯の予想を発表したんですけど、その予想が見事に外れましてですね。もう腹立つわ」と、不的中に苦虫をかみつぶすような表情を見せた。いつもの「ボケェ~イ」の“決めぜりふ”が飛び出した直後に「あ~あ、しんどいはもう。今日は地獄ですね」と疲れ切っていた。

本命にしたタスティエーラが1番人気で11着に大敗した。買い目は3連単フォーメーションで1着(3)→2着(2)(7)(8)(9)→3着(1)(2)(5)(6)(7)(8)(9)(10)(11)の計32点だった。

「まじでえ。何したんやお前」と本命馬に八つ当たり。「競馬は分からん。もうねえ、むずすぎて。お母さんに電話しました」と、不的中時のいつものせりふも出た。さらに「腹も減っていて今も。機嫌が悪い俺は!」と自分自身にも怒りを爆発させた。

来週は桜花賞が控え「G1が続きますからね。皐月賞もあって」と気持ちを切り替えたかと思えば、4月から年度が変わることに触れ「卒業や、もう。競馬は引退や、2度とやるかい。ボケが」と、終始ご機嫌ななめだった。

粗品は1月6日土曜中山4Rの3連単241万2370円を1000円分的中し、配当金の2412万3700円全額を「能登半島地震災害義援金」口座に寄付したことを同8日公開のYouTube「粗品のロケ」などで報告していた。この日の動画では「俺、2400万円当てているからね。今年の頭。これ、一生言うからね。まじで」と胸を張ったが、最後は「くそっ~」と悔しがって動画を締めた。

粗品が馬券を当てたのは1月28日の根岸SとシルクロードS“のダブル的中”が最後。それから当たりが遠ざかり、とうとう不的中は9週連続、2カ月を超えた。粗品に春が訪れるのはまだまだ先なのか。