96年高松宮杯(現高松宮記念)、スプリンターズSを制したフラワーパーク(牝)が6日午前8時40分に老衰で死んでいたことが7日、分かった。32歳だった。同馬の関係者が明かした。存命の最高齢G1馬でもあり、北海道平取町のスガタ牧場で余生を過ごしていた。

フラワーパークは3歳時の95年10月、新潟芝1600メートルでデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、そこから3連勝。4歳時も崩れることなく重賞初挑戦のシルクロードSでタイトルを手にした。

続いて臨んだ高松宮杯でG1を初制覇。ナリタブライアン(4着)参戦で話題を呼んだ一戦を制したことで人気を確固たるものにし、同年秋のスプリンターズSでは1番人気の支持に応えてエイシンワシントンとの一騎打ちに勝利して、春秋短距離G1を制圧。同年の最優秀短距離馬に選出されていた。