2番人気のステレンボッシュ(国枝)が阪神JF2着のリベンジを果たし、G1初制覇で桜の女王に輝いた。

<桜花賞アラカルト>

☆モレイラ騎手 初騎乗で初勝利。

☆エピファネイア産駒 20年にデアリングタクトが制して以来4年ぶり2勝目。

☆ノーザンファーム 23年にリバティアイランドが制したのに続く、2年連続10勝目。

☆2番人気 18頭立てとなった87年以降、21年ソダシ以来3年ぶり9回目。

☆12番枠 18頭立てとなった87年以降、同レース初。

☆関東馬 22年スターズオンアース以来2年ぶり、31回目。通算成績は関東馬31勝、関西馬53勝。

☆売得金 桜花賞の売得金は前年比95.9%の179億9912万1200円と微減。阪神競馬場の入場人員は前年比127.1%の3万4233人だった。

☆短期免許騎手による桜花賞制覇 前日に落馬負傷した丸山騎手に替わって騎乗したC・デムーロ騎手が13年アユサンで制して以来、11年ぶり2回目。この年は通年免許取得前のM・デムーロ騎手のレッドオーヴァルが2着で、JRA・G1史上初の兄弟ワンツーだった。

☆吉田勝己オーナーの桜花賞 個人名義では11頭目の出走で初勝利。これまでは95年ダンスパートナーの2着が最高。武豊騎手騎乗で後方から追い込んだが、ワンダーパヒュームに首差届かなかった。