皐月賞(G1、芝2000メートル、14日=中山)の枠順が11日に決定した。76年ぶり、史上3頭目となる皐月賞牝馬Vを目指すレガレイラ(牝3、木村)は18頭立て10番枠からの発走となった。

未定となっていた鞍上は北村宏司騎手(43)に決定した。主戦のルメール騎手が3月末のドバイ遠征時に落馬骨折したことを受け、直前まで調整が続けられていた。初コンビの北村宏騎手は先週3日の1週前追い切りに騎乗。その追い切り後、「初めてで比較はできないけど、お互いに取り組む中で狙い通りにできた印象。脚の回転がいい馬」と感触を伝えていた。

レガレイラは昨年末のホープフルSでG1初制覇。大外一気の強烈な末脚を見せつけ、牡馬を一蹴している。3歳初戦はG1連勝のかかる一戦だ。47年トキツカゼ、48年ヒデヒカリに続く3頭目の牝馬による皐月賞制覇へ、注目の一戦は14日午後3時40分にスタートが切られる。