6日の阪神競馬7Rで落馬し、頭部と胸部を負傷した藤岡康太騎手が10日、死去した。35歳だった。JRAが11日、発表した。

高野師(昨年マイルCSのナミュールでともにG1制覇) 悲しいです。(藤岡康騎手が所属していた)宮厩舎の隣で開業したこともあり、よく大仲を出入りしていました。本当にいい人でした。ナミュールがG1を勝てたのも彼のおかげだと思っています。悲しいのひと言です。

丸田恭介騎手(同期) 何度も元気をもらったし、一緒の時間を競馬学校で過ごせてよかったです。本当にありがとうと言いたい。あいつのためにも、これから恥ずかしくない競馬をしたい。

荻野琢真騎手(同期) 正直、今は信じられない気持ちです。15歳から今までの20年間、自分の人生の半分以上を一緒にいた仲で、騎手の中では一番近い存在。人には優しく、自分に厳しい人でした。僕も康太も結婚が遅かったので、よく一緒に食事に行ったり遊んだりしたし、互いに結婚してからは家族ぐるみの付き合いでした。まだお子さんも生まれたばかり。あまりにも早すぎます。