金沢競馬は12日、今月3日の金沢7Rに出走した金田一昌厩舎のサムワンライクユー(1着)が禁止薬物陽性となったことを公表した。確認されたのはエチゾラム(精神安定に使用される薬物。主に興奮を抑制するために用いられる)。なお同厩舎在厩馬は、禁止薬物の陰性が確認できるまで出走できない。また同日付で上記陽性馬を失格とし、同競走の着順を変更するが、払い戻しの変更はない。

金沢競馬は「今後、関係機関と連携して発生原因を調査するとともに、再発防止に向けて万全を尽くし、競馬の公正確保に努めてまいります。お客様並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます」とした。