菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)が淀で再び主役を張る。天皇賞・春(G1、芝3200メートル、28日=京都)に向けて17日、栗東で1週前追い切りに臨み、Cウッドを6ハロン81秒6-11秒2で駆け抜けた。

美浦から駆けつけた戸崎騎手を背に、僚馬レッドアヴァンティ(古馬2勝クラス)を追走して、道中はやや行きたがるのを我慢させた。直線では馬体重以上に大きく見せる迫力の走りで併入。3走前以来の騎乗となった鞍上は「前に出ることはなかったけど、けっこう負荷を掛けているし1週前としては良かった。精神的な部分がどっしりした」と好感触を口にした。