2番人気のサクラトップキッド(牡3、伊藤忍)が重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分53秒3。最初のコーナーを4番手で通過し、向正面で徐々にポジションを上げ、直線入り口で先頭に立って抜け出した。5馬身差2着にはバウンスライトが入った。
高橋悠里騎手は「『フジユージーンのような強豪がいないここはチャンスだからなんとかモノにしたい』、厩務員さんとそんな話をしていたので勝ててうれしいです。レースでは最初の2コーナーあたりまでなかなかハミをかまなかったんですけども、毎回そういう馬ではありますから。向正面でハミをかんでくれたので、あとはじわじわと前にプレッシャーをかけていく形でした。前の馬の手応えを見ながら、後ろの感じも気にしながら、でしたね。この馬の持ち味はスタミナだと思っていたんで、この距離ですし、『強気の競馬をしよう』と。自分は前の所属の鈴木七郎先生の頃から自厩舎で重賞を勝てなかったんです。今の伊藤和忍先生のところに入れてもらってからもそうでした。今回初めて自厩舎の馬で重賞を勝たせてもらって本当にうれしいですね」と喜びを語った。
管理する伊藤和忍調教師は「この馬は2歳のデビューがちょっと遅かったんですけど、走る力はあるという感じはありました。いろいろ工夫しながら、スタッフとも相談しながらやってきたのが今回の結果につながってくれたのかなと思います。この距離のレースならそんなに隊列がごちゃつかないだろうし、キックバックもあまりもらわないで行ける展開になるだろうと考えていて、あとはずっと乗っているジョッキーなのでうまく乗ってくれるだろう、と。追い続けると伸びては来るんですが最後ちょっと甘くなるところがある。その辺も考えて良い位置に付けてくれていたのでは。同世代に強い馬がいるのでまずはそこが目標になりますね。少しでも近づけるように頑張っていければ。春からずっと頑張ってくれていますし、この後はいったんお休みにしたい。ぶっつけで不来方賞に向かうかどうするか、この後の状態次第です」と語った。

