「競走時間帯の拡大」で行われる2回新潟開催の開幕戦となった“9時35分”発走の1Rはアドマイヤマーズ産駒エンブロイダリー(牝、森一)が逃げ切った。2着アグネスサンキに7馬身差をつけ、勝ちタイム1分45秒5は従来のレコードを0秒9更新する2歳コースレコードだった。
鞍上は宝塚記念当日の6月23日を最後に休養を取り、この日が復帰初日だったクリストフ・ルメール騎手(45)。“夏休み”帰りの名手は「スタートから長くいい脚を使ってくれた。馬場もすごくいいし、ずっといいペースだった。直線も徐々にペースアップできた。距離もぴったり。レコードだったけど、楽勝でした。復帰で勝てて良かったね。自転車と一緒。(乗り方は)忘れない。勝つ自信あった。無事スタートを切れて良かった」と振り返った。
エンブロイダリーは3代母が名牝ビワハイジという血統で、東京の新馬戦2着から2戦目での勝ち上がりとなった。夏の新潟開幕レースで単勝1・1倍の馬が勝ったのは89年6月17日(アラブ未勝利=ビッグママ)以来、約35年ぶり。良血馬が前評判通りの走りを見せた。

