3歳ダート頂上決戦への1枚の切符を懸けたレパードS(G3、ダート1800メートル、4日=新潟、1着馬にジャパンダートクラシック優先出走権)の最終追い切りが7月31日、東西トレセンで行われた。東西クロスの「追い斬り激論」は東京・井上力心(よしきよ)記者が恵まれた馬格から大物感たっぷりのミッキーファイト(牡、田中博)をピックアップ。ニッカン屈指の穴党マイク記者は海外遠征、取り消し明けのサトノフェニックス(牡、西園正)がしっかり立て直されたとジャッジした。

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井上 日本のメダルラッシュが続いているね。

マイク 馬術92年ぶり銅メダルには感動しました!

井上 柔道、体操、スケボーなんかもすごかった。

マイク 将来有望な若駒がそろったレパードSもオリンピックに負けぬ盛り上がり間違いなしです。美浦の追い切りはどうでした?

井上 ミッキーファイトの見栄えのする好馬体から放たれる豪快な動きは思わず「ゴン攻め」って言いたくなるほどだったよ。

マイク テンション上がってますね。時計は美浦ウッドで6ハロン82秒8-11秒6(馬なり)。オープン馬ベジャールと併入という内容でした。

井上 先週に比べて動きにすごく柔らかみが出ていたのに好感を持った。反応がスムーズだったのも良かったね。今回は前走見せた力みのある走りの修正に取り組んできたんだけど、田中博師も「上手に走れているかの確認は左回りの走りを含めておおむねできたかなと思います」と及第点だった。

マイク 前走は直線で伸び切れなかったのが気になりますけど?

井上 4角手前から周囲を囲まれスムーズさを欠いていたし、末脚の持続力がある馬だからもっと早めに動きたかった。師も「あれがこの子の能力ではない」ときっぱり。後先は考えず「まずはここで結果を」とここに懸ける思いは強い。

マイク 栗東からはサトノフェニックスを推します。栗東坂路で4ハロン53秒6-12秒5(強め)。前進気勢があり、脚さばきもパワフルでした。西園正師も「しまいだけさらっとやりました。順調にきていますよ」と納得顔でした。

井上 海外遠征明けで前走のUAEダービーは直前の取り消し。中身ができているかどうかは気になる。

マイク ご心配なく。西園正師は「ひと息入れて立て直したし心身ともパワーアップ。取り消し明けになるけど力は出せると思う」と万全を強調しています。1800メートルになりますが、「引っ掛かることはないと思うし和田竜騎手も『問題ない』と言ってくれている」と距離にも不安はありません。

井上 昨年の兵庫JGでは4角先頭から鼻差2着とと力を示した。

マイク 能力はすでに重賞級。上位争いは可能とみます。

井上 どの馬が3歳頂上決戦の切符をつかみ取るか? 熱い戦いになりそうだね。

マイク 暑い中頑張る人馬の無事をまず祈り、全力で“金メダルに恋した3歳馬”を応援しましょう。