今年も日本調教馬の皇帝戴冠はならなかった。日本代表シンエンペラー(牡3、矢作)は外めのもまれない位置で運んだが、直線では自慢の切れ味を発揮できず12着に敗れた。

海外G1・8勝の矢作芳人調教師(63)と弟子の坂井瑠星騎手(27)で挑んだが、1920年の創設から欧州調教馬以外に制覇を許していない難攻不落の牙城は崩せなかった。

11度目の挑戦だった武豊騎手のアルリファー(牡4、J・オブライエン)は中団後方から運んだ。最後の直線はシンエンペラーの外から追い込もうとするも11着に終わった。

勝ったのは英国のブルーストッキング(牝4、R・ベケット)。同舞台の前走ヴェルメイユ賞に続いてG1連勝を飾った。2着はアヴァンチュール(牝3、C・フェルラン)でヴェルメイユ賞1、2着の牝馬によるワンツー決着だった。逃げたロスアンゼルスが3着に粘った。