新馬戦以来の勝利を目指すランスオブカオス(牡3、奥村豊)が、飛躍の香りを漂わせる。
チャーチルダウンズC(G3、芝1600メートル、5日=阪神)に向けて2日に追い切られ、吉村騎手を背にCウッドで6ハロン86秒5-11秒3をマーク。力強く、余裕を持ったフィニッシュで、3歳未勝利のカンプウに3馬身先着した。
奥村豊師は「課題らしい課題はない」とキャリア3戦ながらも高い総合力を見せる若駒を評価する。前走きさらぎ賞では3着と足踏みする結果。直線でのひと伸びが足りなかったが「距離が少し長かった。それを含めてのレース選択」と前走から1ハロンの距離短縮でもうひと押しを図る。「G1のパドックでものまれていなかった」と師をうなずかせるように、精神的にもたくましさを感じさせる朝日杯FS3着馬。反撃開始のひとやりを投じる。【原田竣矢】

