「桜花賞馬の馬名の意味は?」-。快勝したエンブロイダリー(森一)の馬名をめぐって、X(旧ツイッター)では競馬ファン、アニメファンが盛り上がった。

エンブロイダリーの3代母は95年に3戦無敗で阪神3歳牝馬S(現阪神JF)を制したビワハイジ。エアグルーヴを相手に逃げ切って2歳女王に輝き、96年には桜花賞(15着)からダービー(13着)に挑戦したことで、多くの競馬ファンの記憶に残っている名牝だ。

繁殖牝馬となったビワハイジはディープインパクトが勝った菊花賞の2着馬アドマイヤジャパン、G1・6勝の名牝ブエナビスタ、プリンシパルSなど芝で8勝を挙げたトーセンレーヴ、デビュー2連勝で阪神JFを制したジョワドヴィーヴルなどの活躍馬を生んだ。

ブエナビスタの1歳下の半妹がエンブロイダリーの祖母アーデルハイト。馬名の意味は「アルプスの少女ハイジの主人公の本名」と登録されている。現役生活を1戦未勝利で終えたアーデルハイトも繁殖牝馬として多くの子を生んだ。

アーデルハイトの2番子がエンブロイダリーの母ロッテンマイヤー。現役時に忘れな草賞を制し、16年オークスに出走(13着)したロッテンマイヤーの馬名の意味は「小説の登場人物名。母名より連想」と登録されている。

ロッテンマイヤーの初子がゼーゼマン。馬名の意味は「小説の登場人物名。母名より連想」。そして、2番子のエンブロイダリーは「刺しゅう。母名より連想」と名付けられた。

Xでは「桜花賞勝ったエンブロイダリーの母名ロッテンマイヤーってあのロッテンマイヤーさんか。思いっきりハイジ系統の名前」「アーデルハイト→ロッテンマイヤ-→エンブロイダリー。名前の流れがくすぐられすぎる」「冠名+ハイジ、ハイジの本名、家政婦の先生、刺繍(先生がよくしていた)。やっぱり安直に両親から半分ずつ名前もらうよりこういう連想ゲームみたいな名前のほうが素敵よね」「馬名の付け方奥深い」「エンブロイダリーが桜花賞勝ったことでビワハイジからの母系ネーミングが脚光浴びて嬉しい」「エンブロイダリーの兄馬の名前が『ゼーゼマン(クララの苗字)』なの強い」「エンブロイダリー、ビワハイジからのアルプスの少女ハイジ連想馬名の一族好き。というかこの馬がいなければロッテンマイヤーさんの趣味が刺繍とは知らんかった」とエンブロイダリーの馬名に対し、感嘆の声が数多く上がっている。