今年の皐月賞は史上初めて中山のCコース(Aコースから6メートル外側に内柵を設置)で行われます。
Cコース使用によって内ラチ沿いの荒れ方がマシになる他にも、考慮点はあります。内ラチが外に張り出す形になるため、4コーナーから直線のカーブ(スタンド前から1コーナーの入り口も同様)がゆるやかになり、コーナーでの減速が少なくなります。コーナーで外に張り出しにくくなる、という理論が成り立ちます。早めに前を追いかける馬が有利になるのか、それに乗じて追い込み馬が台頭するのか、結局は悩むことになるのですが、これも競馬の醍醐味(だいごみ)です。
今回のような長い期間でかつきめ細かいケアは、傷む内をカバーして少しでも全体的に良い馬場で行うためのものです。内回りの1周距離はBコースよりも18・8メートル長くなり、幅員は最も狭い箇所で3メートル短い14メートルとなります。一朝一夕に決まったわけではなく、芝の生育状態を考慮しています。今年の1回中山が9日間の開催と長かったため、傷みが偏らないよう、1月5、6日の開催のみBコースを使用し均一化をはかっています。ちょっとマニアックなものですが、予想の一助になればうれしいです。

