JRAは中山グランドジャンプのジョッキーカメラをユーチューブチャンネルで公開した。エコロデュエルの草野騎手、インプレスの小牧加騎手、ジューンベロシティの森騎手、スマイルスルーの高田騎手の4つの映像が公開されている。

エコロデュエル(牡6、岩戸)でG1初制覇を果たした草野太郎騎手(36)の映像は“6分54秒”の超大作。タフな大障害コースを駆け抜ける人馬の息づかい、かけ声、蹄音、風を切る音を感じることができる。

大いけ垣で先頭のジューンベロシティに迫り、3号障害を越えたところでは「まだ(仕掛けるには)早いッスよ、太郎さん」、ゴールまで残り1000メートル地点でふたたび、「こっから行ったら早いッスよ」というライバル(ジューンベロシティの森騎手)の声も聞こえるが、制止を振り切ってエコロデュエルと草野騎手はロングスパート。4コーナーでは草野騎手が「頑張れ、頑張れ」と馬を叱咤(しった)。ゴール手前では「頼む、頼む」という声が聞こえ、ゴールの瞬間は絶叫し、勝利の瞬間を迎えている。

森騎手も21年にメイショウダッサイで勝つなど、中山グランドジャンプは過去5年で4回(1勝2着2回3着1回)馬券圏内に入っている若き名手。ライバルも驚く強気の仕掛けで、エコロデュエルと草野騎手は、どうしても欲しかったG1タイトルを手に入れた。