オークス(G1、芝2400メートル、25日=東京)で牝馬2冠を目指すエンブロイダリー(牝3)。同馬を管理する開業2年目の森一誠調教師(47)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。

-桜花賞からオークスへの参戦

いくつか選択肢がありまして、オーナーサイドを協議を重ねて、最終的には私の方からオークスに行きませんかと提案させていただいて、決まりました。

-桜花賞を振り返って

当日は雨が降って、重い馬場。そんな悪条件の中、中団でしっかり折り合って、しまいも脚を使って、すごい強い内容でした。

-落ち着いた雰囲気だった

桜花賞の時は栗東に滞在しましたが、向こうでも環境の変化に適応してくれてスムーズに調教ができて、レース当日も長距離の輸送がなかった分落ち着いていて、すごくいい状態で出走できたと思います。

-馬の成長を感じた

2歳時ではゲート内でのテンションの高さ、気持ちが高ぶるところがあったけど、年齢、レースを重ねるごとに精神面の成長を感じることができました。

-前走からここまでの調整過程

レース後は栗東から美浦に戻して、その後天栄に放牧。2週間前に美浦に帰厩しました。中間も天栄に足を運んで状態を確認して、向こうのスタッフとコミュニケーションを取りながらやってきました。

-1週前追い切りはウッド

しっかり負荷をかけたかったので、併せ馬で時計を出して、ラストは強めにという指示でした。しまいもしっかり反応していい内容だったと思います。

-最終追い切りは坂路

ジョッキーに乗ってもらったんですけど、3頭併せの2番手、真ん中。前に馬を置いての折り合いと、後ろからもプレッシャーをかけてという、実戦を想定しての併せ馬でした。道中も手応えある中でしっかりと折り合って、ラストは手応えあれば馬なりで、もし必要だったら強めにという指示。馬なりでフィニッシュして、すごくいい追い切りだったと思います。

-ルメール騎手は久々の騎乗

調教で乗ったのは初めて。レースも2月のクイーンC以来。活気のある中で折り合って、いい状態だと言っていました。先週G1を勝っていますし、乗りに乗っているなと思います。

-仕上げに心配はない

牧場からいい状態で戻してもらいましたので、立ち上げもスムーズでした。中間もウイークポイントのツメや背腰の方もケアをしながら、問題ない状態で来られている。桜花賞と同じくらいの状態で出走できると思います。

-距離に関して

正直、やってみないと分からないところはありますが、それは他の陣営も同じなので。現時点での馬の能力と完成度でカバーしてくれると思います。

-馬場に関しては

今の東京コースは多少雨が降っても、比較的速い時計になるすごくいい馬場ですので、極端に悪くならなければ、能力を発揮できると思います。

-オークスに向けて

桜花賞を勝っての出走ということで、またファンの方々にたくさんの支持をいただくことになると思いますので、レース当日まで少しでもいい状態で出走させられるように頑張ります。