宮崎北斗騎手(36=フリー)が28日、中山7Rで最後の騎乗に臨んだ。10番人気グルナルーフス(牡3、中川)とのコンビで後方を進み、16着だった。
レース後は日本騎手クラブ会長の武豊騎手、家族、同期の丸田恭介騎手から花束が贈られ、最後に騎手仲間から胴上げされた。
宮崎騎手は「ここまで18年間、いろいろな人に支えてやってこられて、感謝の気持ちでいっぱい」と実感を込めた。
現役引退は5年ほど前から考えていたと明かす。そのうえで、「でもやっぱり馬に乗ることが好きだった。この業界で一旗揚げられなかったことには未練しかないが、そこにしがみついても仕方がない。今は自分で事業もやっている。この悔しさや未練を、そちらのほうに向けていければ」と、まっすぐな視線で話した。今後はリハビリテーション業界の教育事業に注力する。
埼玉県出身の同騎手は、07年3月に美浦・高市厩舎所属でデビュー。JRA通算5015戦181勝。重賞はセラフィックロンプで08年と10年愛知杯を制した。

