横山典弘騎手(58)が8日の中山9Rでマイユニバースを1着に導き、JRA通算3000勝を達成した。1月31日に王手をかけてから30戦目。武豊騎手に続く史上2人目となる大台に乗せた。
1986年3月1日に中山でデビュー(リキアイシンプウ3着)。同年4月29日東京、21戦目のキオイゴットで初勝利を挙げた。それから40年かけて積み重ねた。
1000勝(31歳時)まで約14年、1000勝から2000勝(41歳時)までは約9年、2000勝から3000勝(58歳時)まで約17年かかった。それぞれの期間の重賞勝利は54勝(うちG1・12勝)、59勝(同4勝)、77勝(同12勝)。年を重ねて中身はむしろ濃くなっている。56歳時のダービー3勝目(ダノンデサイル)は最年長G1勝利、57歳時の札幌記念(トップナイフ)は最年長重賞勝利として記録に残る。昨年は黄綬褒章を受章して、長年騎手業に精励した功績が認められた。
09年に史上5人目(当時)の2000勝を達成した後、こんなコメントを残していた。「武豊騎手に追いつくのは難しいだろうけど、歴代2位を目指したい。まだ騎手生活は長いと思うし、1つでも多くファンの心に残るレースをしたいね」。まさに有言実行を地で行く。2000勝の時はまだ騎手になっていなかった長男の和生、三男の武史と腕を競える環境を励みに、これからも大好きな馬乗りを続けていく。

